さらば、ベルリン
THE GOOD GERMAN
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジョン・クルーニー、ケイト・ブランシェット、トビー・マグワイア、ボー・ブリッジス
2006年 /アメリカ
日本公開:2007年
*** ストーリー
1945年ベルリン。
ポツダム会議の取材のため、ベルリンにやってきたアメリカ人ジャーナリストのジェイク・ゲイスメールは、レーナという女性と偶然再会する。
ジェイクは戦前、ベルリン駐在の記者をしていた時に人妻のレーナと不倫関係にあったが、そのレーナはジェイクの運転手をしている米軍兵士タリーの恋人となっていた。
ある日、そのタリーが謎の死を遂げ、事件に疑問を抱いたジェイクは真相究明に乗り出すが・・・。
*** レビュー
原作はジョセフ・キャノン。
全編モノクロで、ハリウッド映画の黄金期を感じさせるような撮影方法を取り入れていることが逆に新しく感じさせる作品です。
戦後のベルリンの瓦礫の山はセットではなく、当時のフィルムを使ってベルリンの街を映し出しています。
ポツダム会議の様子なども実際の映像を使っていて、違和感なく戦後のベルリンを感じさせる雰囲気はありますね。
話は、米兵のタリーの死に関することに疑問を抱いたジェイクの奮闘。
そして、ジェイクとかつて恋仲にあったレーナと事件の関係を探りつつ、ドイツから出国したがっているレーナとジェイクの絡み。
・・・正直、話の内容にはついていけませんでした。
ちょっと話が見えてこなくて、ラストにまで至る経緯もよくわかりませんでした。
筋書きは冷戦への突入間際のアメリカとソ連の利権争いが淡々と描かれているんですが、描写自体は結構派手目。
ですから画面に目を奪われ、話の中身を理解するのが困難でした。
モノクロゆえに画面から得られる情報の判別が困難なのもありますし、アメリカ人、ドイツ人、ロシア人の区別がパッと見わかりにくいのも私にとっては混乱の一因。


