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シェフと素顔と、おいしい時間

原題:DECALAGE HORAIRE
監督:ダニエル・トンプソン
出演:ジャン・レノ、ジュリエット・ビノシュ、セルジ・ロペス

2002年 /フランス
日本公開:2003年

ストーリー

パリ、シャルル・ド・ゴール空港、25時。
ローズは、突然のストライキでメキシコ行きの飛行機が欠航になったことを知って、愕然とする。
彼女は恋人セルジオから逃げようと、急いでいた。
一方、フェリックスは別れた恋人に会うために、アメリカからミュンヘンに向かう途中、悪天候のため空港で足止めされていた。
ローズは、自分の携帯電話を誤ってトイレに落とし、急いでいた彼女はフェリックスに声をかけ、携帯電話を借りようとする。

レビュー

のっけから、厚化粧のケバいジュリエット・ビノシュとボサボサの長髪のジャン・レノに面を食らいましたが、ビノシュ演じるローズが厚化粧であることが後に大きな意味合いを持たせていきます。
この作品は一言で言えば、大人の恋の始まりを小粋に描いたラブ・コメ映画・・・といったところでしょう。

深夜の空港で足止めされたローズとフェリックスは、携帯電話が縁となって出会います。
一旦はそこで別れるのですが、再び顔を合わせる。
フェリックスは空港の手配でホテルに宿泊することになり、ベンチで寝転んでるローズに声をかけ、一緒にどうか?と誘うんです。

遠くで向き合って様子見の2人が惹かれていく様子は、小さなエピソードを幾重にも重ねていくので、そこがハリウッド映画とはまた違った味わいがあります。
ほとんどローズとフェリックスの2人だけのシーンでありながら、セリフもきちんと考えてあるので、退屈はしませんでした。

ラストは、邦題の「コックと素顔と、おいしい時間」そのものズバリ。
この作品は、ほんの始まりを描いたということが良いんですよねー。
それと、携帯電話もアイテムとして上手く使ってました。


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