ジョシュア 悪を呼ぶ少年
JOSHUA
監督:ジョージ・ラトリフ
出演:ヤコブ・コーガン、サム・ロックウェル、ヴェラ・ファーミガ、セリア・ウェストン
2007年 / アメリカ
サンダンス映画祭:撮影賞
日本公開:未公開
*** ストーリー
ニューヨークに住むブラッドは、妻アビー、9才の息子ジョシュア、生まれたばかりの娘と共に幸せな日々を送っていた。
しかし、ある日突然、飼い犬が急死し、不穏な音にアビーは神経質になり、やがてジョシュアは奇妙な行動を取り始めていく・・・。
*** レビュー
この作品の謳い文句は”「オーメン」のダミアンの再来!”とあるんですが、よくある大げさな煽りですね。
別に悪魔の使いも出てきませんし、ジョシュア自体が悪魔の子供でもないですから。
で、この作品に対して評価を低くしている人が多いんですよねー。
私はその逆で、よくできた作品だと思いましたけど。
両親がラフな恰好をしているのに、なぜか息子のジョシュアはキチンとした身だしなみ・・・っていうのがポイントですね。
最初は「なんでこの子だけ、フォーマルな服装なんだ?」と思いましたが、それ自体がヒントなのです。
そして、先入観を与えるという辺りもうまい。
ブラッドとアビーの間に二人目の子供が生まれ、皆が赤ん坊にばかり気がいき、ジョシュアが疎外感を感じていると思わせます。
9才にもなって赤ん坊返り?とか、ヤキモチで残酷になっていくのかな?と、そういう風に思わせる展開にはなりますが、実は・・・。
まぁそれはオチを知ってから気付くことなんですが。
もしかすると、オチに気付かない人はいるかもしれません。
多少ツッコミどころもあるにせよ、先入観を活かして凝った作品だなぁ〜と思います。
邦題のサブタイトル「悪を呼ぶ少年」っていうのが観方を邪魔させますね。


