ゾンビ

原題:ZOMBIE: DAWN OF THE DEAD
監督:ジョージ・A・ロメロ
出演:デヴィッド・エムゲ、ケン・フォリー、スコット・H・ラインガー、ゲイラン・ロス

1978年 / アメリカ=イタリア
日本公開:1979年

ストーリー

突然死者が甦り、人々を襲い始めた。
TV局のヘリ・パイロットのスティーヴンと恋人のフラン、彼らの友人でSWAT隊員のロジャーとピーターの4人はヘリで脱出し、郊外の巨大ショッピングセンターに辿り着く。

レビュー

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の続編で、この作品は127分の完全版やダリオ・アルジェント監修版、ロメロが音楽を差し替えたアメリカ公開版、残酷なシーンをカットしたフランス公開版など多様化していることでも有名。
ちなみに私はアメリカ公開版を観ました。

この「ゾンビ」は「地球最後の男」のダーク・シーカーズをヒントに作られたそうですが、ゾンビ自体も後の映画に多大な影響を与えています。
そして、B級映画っぽさがありながら、かなり評価が高い作品でもありますね。

まぁ、突っ込みどころはあるにはありますが、ゾンビがむやみに凶暴なのではなくユニークなのが魅力なんではないでしょうか。
ドン!と押しただけで倒れちゃうようなゾンビで、墓から出てきたような風体でもないのがミソですね。
太ったゾンビもいたり、埋葬されたはずの人がやけにラフな服装だったりという辺りは大目に見てあげるところ。

ヘリに乗って逃げた4人が食料や様々な道具があるショッピングセンターに逃げ込み、そこでゾンビとの攻防が始まります。
ハラハラするシーンも充分ありますし、4人の人間模様も挟み込んでいてゾンビとの戦いに終始していないのも良いですね。
本当は生きてる人間が一番恐ろしく浅ましいという辺りも描き入れてる辺りもさすが。

気持ち悪い描写もあるんですが、全体にゾンビは愛嬌があって笑ってしまいました。
評価が高いことが頷ける作品です。


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