偏愛シネマちっく
HOME > 五十音別【さ行】 / ドラマ(あ〜た行) > スノーケーキを君に

スノーケーキを君に
SNOW CAKE

監督:マーク・エヴァンス
出演:アラン・リックマン、シガニー・ウィ―バー、エミリー・ハンプシャー、キャリー・アン=モス

2006年 / イギリス=カナダ
日本公開:未公開

*** ストーリー

アランは北へ向かう途中、ヒッチハイカーのビビアンと出会う。
渋々彼女を車に乗せたアランだったが、彼女の人懐こさとユーモアに次第に心を開き始める。
しかし、突然現れた雪上車が彼らの車に激突し、ビビアンは即死。
不可抗力だったにせよ、罪悪感に苛まれるアランは、彼女の家族へ訃報を直接伝えに行くことにする。
辿り着いた小さな町の実家には、娘の訃報に大した動揺も見せない自閉症の母親リンダだけがいた。

*** レビュー

日本では未公開で、しかもDVDも出ていない作品なんですけど、出演している俳優陣も豪華ですし、味わい深い作品なだけに残念です。

アランは旅の途中でビビアンという少女と出会います。
大らかで明るいビビアンによって、笑うことを忘れていたようなアランが徐々に笑顔になっていく・・・と思った矢先、事故に遭ってしまいビビアンが亡くなってしまう。
ビビアンは母親の家に行くところだったこともあり、アランはビビアンの遺品を持って母親の家を訪ねる。

しかし母親リンダは自閉症で極度の潔癖症。
シガニー・ウィ―バーが今までにないキャラで難しい役どころを演じています。

ビビアンの葬儀が終るまで滞在することにしたアランが人付き合いの嫌いなリンダの心に寄り添おうとするうち、自分の凍りついた心が溶けていくのです。
リンダの嫌がることをしないというカタチから、喜ぶことをしてあげるというカタチに変っていく辺りに、アランの心情の変化がわかります。

アラン・リックマンが渋くてとても良い。
最近は、「ハリー・ポッター」でしかお目にかかってなかったので、この作品が観れて嬉しかったです。


お気に入り度