ハリウッドランド
HOLLYWOODLAND
監督:アレン・コールター
出演:エイドリアン・ブロディ、ダイアン・レイン、ベン・アフレック、ボブ・ホスキンス
2006年 / アメリカ
ヴェネチア国際映画祭:男優賞
日本公開:2007年
*** ストーリー
1959年6月16日、人気テレビ番組「スーパーマン」の主演俳優ジョージ・リーブスが自宅で死亡した。
警察の捜査で銃による自殺と断定されたが、それに納得いかないリーブスの母親は私立探偵に調査を依頼し、その仕事をルイス・シモが引き受け、真相究明にあたる。
シモは調べていくうち、リーブスの葛藤を知り、次第にハリウッドのタブーへ近付いていく。
*** レビュー
50年代テレビシリーズ「スーパーマン」で人気を博したハリウッドスター、ジョージ・リーブスの死を映画化。
人気絶頂期にいた彼は本当に自殺したのか・・・?という視点で描いています。
場面は、リーブスの調査をしている私立探偵のシモと生前のリーブスのシーンという二段重ねで展開していきます。
どちらかと言えばリーブスのシーンが中心ですが、彼は本当に自殺したのか?というよりは、なぜ自殺したのか?という追及に近い気がしました。
リーブスに関するエピソードや当時の撮影風景などは興味深かったですし、とにかくエイドリアン・ブロディが青く感じるほど脇を固めた俳優陣が渋いです。
大人が観て唸れるだけの作品であり、私立探偵のシモが調査をしていく内にリーブスに共感していく様は地味ですけど上手い。
ところで、リーブスを演じたベン・アフレックは、虚構の上に成り立ってる不安定さをよく滲み出していていました。
ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞したのも頷けます。


