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バートン・フィンク
BARTON FINK

監督:ジョエル・コーエン
出演:ジョン・タートゥーロ、ジョン・グッドマン、ジュディ・デイビス、マイケル・ラーナー

1991年 / アメリカ
カンヌ国際映画祭:パルムドール 男優賞 監督賞
日本公開:1992年

*** ストーリー

1941年、ニューヨークに住む劇作家のバートン・フィンクは、ハリウッドに招かれ映画のシナリオを依頼された。
ホテルで原稿を書こうとしたが、泊り込んだホテルは薄暗く、不気味な雰囲気だった。
そして、部屋で執筆に取り掛かろうとするも、次々と災難が降りかかってくる・・・。

*** レビュー

コーエン兄弟の作品ながら、かつてない感じの作品。
なんとなく「デリカテッセン」を感じさせるんですが、製作時期が同じなので真似っこではないんですけどね。

全体に抽象的であり、どこからどこまでが現実で、どこからどこまでが妄想なのか・・・?という曖昧さ。
原稿の執筆をしようとするけれど、何やら気が散って集中できない。
その悶々としているバートンの姿を「災難」という状況の中で描いています。

何だか予期せぬ状況というドツボにはまっていく人間を描いたら天下逸品なコーエン兄弟ですが、この作品はバートンの脳内に的を絞ってる感じですね。
だから具体的なようでいて、どこか曖昧。
映像の拘りも感じますし、人間の「感覚」にも拘ってるなと思います。
それは音だったり、視覚だったり、経験から察する不快感だったり・・・。

バートンの隣の部屋にいる男をジョン・グッドマンが演じてますが、コーエン兄弟の作品に出ると一風変ったキャラクターになることが多いですね。
タートゥーロが出ている作品では、この作品が一番好きです。


お気に入り度
DVD
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