原題:ONE TRUE THING
監督:カール・フランクリン
出演:メリル・ストリープ、レニー・ゼルウィガー、ウィリアム・ハート
1998年 /アメリカ
日本公開:1999年
ニューヨークで新聞記者をしているエレンは、父親の頼みでガンに冒されている母親の看病をするため、故郷ニュージャージーに戻ってきた。
母ケイトは家庭を切り盛りし、婦人クラブで活動する専業主婦。
その平凡な生き方にエレンは不満があった。
しかし、実際ケイトの代わりを務めてみて、初めて大変さに気づく。
一方、看病を押し付け大学教授の仕事で家を顧みない父親に、エレンは反発していく。
ピューリッツァ賞を受賞したジャーナリスト、アナ・クィンドレンの小説を映画化した作品。
家族の絆は勿論、在宅医療や介護などについても考えさせられます。
このレビューを書く前に、他の方のレビューをいくつか読ませて頂きました。
性別や年齢や人生経験によって感じ方が違うという点が如実でした。
さて、この作品は冒頭に母親の死に不審点があると、エレンが検事に事情聴取を取られていたんですが、ミステリーっぽさを匂わす必要はなかったのでは?と思うんです。
エレンがそれで回想していくっていう形式で、ストーリーが進んでいくんですが・・・。
この作品は、やはりメリル・ストリープの素晴らしさで成り立ってると言っても過言じゃないでしょうね。
段々弱っていく姿は痛々しいし、グッと堪えながら身体を痛がる姿は見ていて辛いものがありました。
だからこそ、白々しさを感じずに感情移入できる作品でした。
クリスマスでのエレンとのシーンは、やっぱり涙が・・・。
ラストも良かったです。