原題:VELVET GOLDMINE
監督:トッド・へインズ
出演:ユアン・マクレガー、ジョナサン・リース・マイヤーズ、クリスチャン・ベイル、トニ・コレット
1998年 /イギリス=アメリカ
日本公開:1998年
1984年ニューヨーク、ヘラルド紙の記者アーサーは、'70年代初頭のロンドンでカリスマ的存在となった、ロック・ミュージシャンのブライアン・スレイドの追跡調査をすることになった。
ブライアンは'74年に暗殺されたが、それは自ら仕組んだ偽装殺人だった。
その後はスターの座を下ろされ、行方不明になっていたのだ。
1970年代の初めに現れたグラム・ロック。
その代表格デヴィッド・ボウイをモデルにした作品で、映画タイトルもボウイの曲名からきてる。
しかし、ボウイはこの作品を好ましく思わず、曲の提供を拒んだそうです。
製作総指揮には、私が好きなアメリカのバンド=R.E.M.のヴォーカリスト、マイケル・スタイプが関わってることに驚き。
デヴィッド・ボウイも好きなアーティストなんですが、私はこのグラム・ロックのリアル世代ではないので、かなりグラム・ロックには疎いです。
日本の場合、当時そのスタイルの影響を受けた・・・というよりも、後に影響を受けてきたであろうアーティストの出現は多いですね。
俗に言う、”ビジュアル系バンド”ではなく、代表的には初期の”ザ・イエローモンキー”や”すかんち”なんかが、そんな雰囲気でした。
この作品は、'70年代の初頭のグラム・ロックの誕生から埋葬(終結させる)までをブライアンの崇拝者だったアーサー自身と取材を通じて回想していくストーリー。
こうやって、生まれては消えていくミュージシャンたち。
私たちにも10代の頃に夢中になったアーティストはいるし、思い出すにはちょっと恥ずかしいような、懐かしいような、そんな感じのアーサー。
行方不明になったブライアンの情報を知りたいと思いつつ、どこかで昔のままのブライアンを追い求めているんじゃないか?という風でもあります。