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ファーゴ

原題:FARGO
監督:ジョエル・コーエン
出演:フランシス・マクドーマンド、スティーヴ・ブジェーミ、ウィリアム・H・メイシー

1996年 /アメリカ
アカデミー賞:主演女優賞、脚本賞・カンヌ国際映画祭:監督賞
*アメリカ国立フィルム登録簿:2006年 登録作品
日本公開:1996年

ストーリー

1987年冬、ミネソタ州の自動車ディーラー、ジェリーは多額の借金を負い、整備工場で働く元囚人から2人の男を紹介してもらい、妻を偽装誘拐することを企てる。
それは、自動車業界では大物であつ妻の父親から身代金を引き出し、借金返済にあてるつもりだったからだ。
計画通り2人の男は妻を誘拐するが、想定外の展開が起きてしまう。

レビュー

コーエンの初期作「XYZマーダーズ」もそうだったけど、意図してなかったことが起きてしまって、コトが段々デカクなっていくと言う展開。
それを登場人物のキャラクターを際立たせることで、シリアスとコメディーの間でバランスを取り、観る者に嫌悪感を抱かせない・・・それどころか笑ってしまう度合いが強いですけどね。

さて、2人組みの犯罪者・・・というと、やはりそれぞれのキャラクターが突出していないといけないってことで、この映画での2人組みもかなり可笑しい。
どこかデコボコに感じるせいで、やることは凶暴極まりないのに、「やっちゃったぁ」みたいな軽い感覚に見えるから不思議。
そして、この2人に妻の誘拐を依頼したジェリーは見たからに小心者っぽい。

で、この映画の登場人物の中でも、女性警察署長が抜群なキャラなんですね。
ガシッと拳銃を構えたスレンダー美人・・・ではなく、なぜか妊婦さん。
その妊婦という設定がよく思いついたなぁ〜って感心しちゃいました。
そもそも犯罪なんて考えて実行することが変なことで、傍から見たらそんな人たちは滑稽・・・というギリギリな視点で描いているのでしょうね。


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