モーテル

原題:VACANCY
監督:二ムロッド・アーントル
出演:ケイト・ベッキンセイル、ルーク・ウィルソン、フランク・ホエーリー、イーサン・エンプリー

2007年 /アメリカ
日本公開:2007年

ストーリー

夫婦仲が冷え、離婚寸前のデビッドとエイミーの乗っていた車が真夜中に故障してしまう。
田舎の道で困り果てた2人は夜道を歩いているとモーテルに辿り着き、仕方なくそこで一泊することにした。
部屋に入ると、デビッドがおもむろに再生したビデオは悪趣味なホラー映画だった。
しかし、そのビデオに映っている部屋は、彼らが宿泊している部屋であることに気付く。

レビュー

仲が冷え切った夫婦が遭遇してしまう恐怖・・・ということで、この「壊れかけた夫婦」という設定が単に恐い映画で終わらせない要素となっています。

通りのない場所に面したモーテルと言えば、ヒッチコックの「サイコ」を彷彿とさせますが、そういう場所で他に宿泊客のいない寂れたホテルへのイメージは抜群。
色彩から細かい小物にまで拘りが感じられる作品です。

そして、この作品には残酷なシーンは露骨に出てはきません。
どちらかと言うと、追い詰められた夫婦の恐怖が前面に出されているのでサイコサスペンス風ですね。
彼らは逃げ延びることができるか?というオーソドックスな作りですが、ハラハラ感は味わえます。

ただ、どうしてもこういう作品はどこか甘さが見えてしまうとシラケてしまいがちで、この作品も詰めの甘さを感じてしまいました。
終盤のたたみかけは勢いだけ。
でも目を背けたくなるような残酷なシーンはありませんから、気軽に観ることはできる作品です。


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