原題:LADY IN THE WATER
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ポール・ジアマッティ、ブライス・ダラス・ハワード、ボブ・バラバン
2006年 /アメリカ
日本公開:2006年
フィラデルフィア郊外のアパートで住み込み管理人をしているクリープランドは、日々雑用に明け暮れていた。
ある夜、”ストーリー”という名前以外謎に満ちた女性が中庭のプールに潜んでいるところを発見する。
ところが、ストーリーが話す事柄がアパートに住む東洋人の大学生が語っていた伝説と酷似していることに気づく。
この作品は今までのシャマラン作品とは異なり、自分の子供に聞かせているお伽話を映画にした「ファンタジー」ということで、恐さを売りにしてはいません。
目を引くポスターの美しさに、シャラマン作品には辛口な私も少し期待してしまった・・・。
出ている俳優陣も、聞けば誰もが知っているような俳優を今回は使っていないませんが、クリープランドを演じたポール・ジアマッティはとても良かった。
そして、「ヴィレッジ」に引き続きブライス・ダラス・ハワードを水の精霊として起用している。
雰囲気がこれほど変るものかと驚きました。
この作品は、狙いとしてはいいんですよ。
ただファンタジーの要素がありながら、ファンタジーになり切っていない気がするんですよね。
こういう現代劇でのファンタジー映画は、加減が難しいと思うんですよね。
観ている人の心がホッコリするかどうかが肝心であって、下手すりゃシラケてしまうし。
残念ながら、この作品はシラケてしまう要素が満載になってしまいました。
序盤は良かったし、ラストに繋げるパズルを当てはめるようなアパートの住人たち・・・という発想も良かっただけに残念です。