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SAWのまとめレビュー その1

【「SAW」の面白さ】 ネタバレ注意

映画を製作したジェームズ・ワンとリー・ワネルは、自分たちで約9分間のデモフィルムを作り売り込んだそうです。
そのデモフィルムの内容は、アマンダがジグソウに仕掛けられたゲームをリー・ワネルが”ディヴィッド”という役名で演じています。
そしてめでたく映画化することになり、低予算ながら大ヒットしたんですね。

ショッキング映像だけを前面に出している作品とは違い、「SAW」は謎というものに対する人間の好奇心を刺激するように作られていることが魅力のひとつだろうと思います。
小汚く広いバスルームの両隅に足を繋げられた男2人と、真ん中に横たわる死体。
そういうショットだけで充分「何があったんだ?」と引き付けられてしまう。

それと、ジグソウにカリスマ性を感じさせる辺りも上手いんです。
むやみに人を殺害しているのではなく、根底には崇高なテーマを持っているというのが今までになかった設定です。
「SAW」は人の命を軽んじたり、人生を無駄にするな・・・ということを身を持ってわからせる。

エンディングは横たわっていた死体が突然起き上がり、それがジグソウだったというオチで驚かされたり、足首を自ら切ってバスルームから脱出したゴードンや取り残されたアダムはどうなったか?という疑問を抱かせつつ終わり。
観た人に様々な謎を残したまま終わらせるという手法は「SAW」シリーズ一貫しています。

この「SAW」が大ヒットしたことで、続編が作られるのは当然の流れでしょうね。
ただし、「SAW2」は登場人物の設定を活かしながら、ストーリー的には新たに始まったとみて良いと思います。

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【「SAW2」以降の面白さ】 ネタバレ注意

「SAW2」は「SAW」の続きで、ゴードンについて何かわかるかな?と思って観るとガッカリしちゃうんですよね。
ゴードンの生死は不明のままですから。
で、「SAW2」以降はメインのゲームとサブのゲームが存在するようになっています。
サブのゲームは、一見するとメインじゃないかと思えるような派手なゲームが展開しますから、どうしてもそちらに気が行ってしまうんですね。

「SAW2」ではどこかの古い屋敷の中で展開される男女8人のゲーム。
アマンダを含め、エリックによって刑務所に入れられた、言わばエリックを憎んでいる人たち・・・そんな中に息子のダニエルがいたもんだからエリックは焦る。
そのゲームの目的は、エリックにゲームをさせるためのエサであり、(ジグソウ後継者候補)アマンダへのテストも兼ねていたと思います。
「SAW3」は息子を事故で失ったジェフへのゲーム、「SAW4」はSWAT隊長のリッグへのゲームがサブとしての位置付けですね。

なぜサブなのか?というと、「ジグソウは最前列で見ている」という「SAW」一作目でジグソウが告げた言葉。
「SAW」ではゴードンとアダムがいた場所にジグソウは死体のフリをしていました。
その伏線を崩していないのであれば、ジグソウはメインゲームの「場所」にいるはずです。
「SAW2」はエリックと一緒にいましたし、「SAW3」はアマンダと一緒にいました。
「SAW4」は、「SAW3」と同時進行していますから(ジグソウ後継者候補)ホフマンがいた場所がメイン扱いになるのかな?と思いました。

こういう風な形式で進んでいくようになったのは「SAW2」からで、密室でゲームを行っていた一作目とは明らかに雰囲気は変りました。
よくある続編の尻すぼみも否めませんが、「SAW3」で多少態勢を建て直すことができていたんじゃないかと思います。
「SAW2」以降は監督も替わっていますから別物くらいに捉えていた方がいいでしょう。
それでも「SAW4」辺りでようやく続編としての体は成してきたように思います。

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まとめレビューその2>